こんにちは、みのやま(@DrMinoyama)です。
この記事では、
聴診器にAirtagをつけたら病棟で紛失せずに済むのか
を実体験をもとに語っていきたいと思います。
絶対に聴診器を失くしたくない
病棟業務をするうえで聴診器は必須。
肺音、心音、腹部雑音、患者さんの体にちょっと当てるだけで大雑把に情報を把握できる便利グッズ。
が、一つだけ欠点が・・・。それは
よく失くすこと
あ!OPE室で清潔な恰好に着替えるときに置き忘れた!
患者さんの病室に置きっぱなしかも!
食堂でご飯食べるときに首から外したら、そのまま置き忘れた・・・。
突然の呼吸困難、胸痛(気胸疑い)、抜管の際の喉頭浮腫の除外目的の聴診など、意外と緊急事態でも必要になる道具なのに、そういうときに限って
あ、やべ・・・。聴診器どっか置いてきたかも・・・。
と、焦り、その場で戦力外になるという苦い経験を何度かしました。
聴診器を失くさないように、小さく切った紙に名前とPHS番号を書いて聴診器に貼ったり、自分だけのキーホルダーをつけてみたり。なんとか半年は無くさずに持ちこたえたのですが、それでもある日突然聴診器を失くし、行方不明のまま帰ってきませんでした。
そんなときにふと思いついたのが、Airtagでした。
Airtag試してみよう!
Airtagとは
iPhoneの「探す」アプリとAirtagが連動して、場所を追跡することができます。
・鍵、財布、かばんなどとAirtagを一緒にまとめておけば、もし失くしたときも場所が探すアプリに表示されます。そして、自分からみてどの方向に置いてあるのかを矢印で示してくれます。
私はヘアバンドとAirtagケースを引っかけて使っています。
airtagのケースはこちらを使っています。
紛失したとき本当に見つかる?
実際に1回聴診器を失くしてしまいました。
まず探すアプリで地図を見てみます。
院内にはありそう。でもそれ以上はわからない(^^;
探すモードをONにしながら、昨日行った病棟、食堂、カンファ室全部回ってみることに。
反応しない・・・。
反応しない・・・。
反応・・・した!!!
Airtagと同じ階に行かないと反応しないみたいです。
階数までは記憶を頼りに自力で行って、その階に行けたら探すのはアプリに任せればよさそうです。
まとめ:「聴診器 × Airtag」は効果絶大だけど完璧ではない
Airtag付き聴診器が病院内にあることはすぐにわかる。
何階にあるかはすぐにはわからない(空間的な上下を矢印で誘導することはできない)
Airtagがある階に行ければ反応してくれる。
完璧ではないけど、聴診器を失くしても帰ってくる可能性が高くなりますよ!
みなさんもぜひ使ってみてください!
参考になればうれしいです。
みのやま
コメント